一般社団法人 いんふぁんとroomさくらんぼは、子育て支援施設と保育園の運営を行っています。代表の松野 敬子は、子どものリスクマネジメント分野の博士号を取得しています。
最近、保育施設での誤嚥事故が相次いています。しかし、これは保育施設のリスクではなく「子ども」のリスクです。
噛む・飲みこむ力の発達段階にある乳幼児は、食事をする以上、食べ物を起因とする喉つまり事故のリスクは常にあります。保育施設だけで防止対策をするのではなく、家庭での保護者の皆さんのお取り組みも重要です。
私たちの子育て支援団体ではさまざまな取り組みをしていますが、子ども達が保育園に持ってくるお弁当に誤嚥リスクの高い食材が入っていたり、調理の仕方が不適切な場合があるので、保護者の皆さん向けに資料を作りました。参考にしていただけるのではないかと考え、共有します。
以前、絵本に描かれているお弁当にミニトマトなどリスクの高い食材があるという投稿がありましたが、そういう絵本やSNSなどに投稿されている子ども向けお弁当が、誤嚥リスクを理解しない内容になっていることも影響が大きいように感じます。
保育園は基本的には給食ですが、年に数回「お弁当日」があり、子ども達はその日をワクワクして迎えます。そこに誤嚥リスクが高いために省かなければならない食品が入っていると、保育士も子どもも辛い気持ちになります。リスクの高い食材や調理方法について、保護者の皆さんにぜひ知っていただきたいと思います。
※詳しくは下記の資料をダウンロードしてご覧ください。